都市の近代性を研究してきた地理学者3人による都市のモダニティに関する本。
都市のモダニティは、空間の新しい物質的配置によって生じる。この物質的配置は、これまでその時代の都市計画者たちの思惑とか言説を分析することによって説明されてきた。
この本はあえて地図という表象にとことんこだわって、都市のモダニティが見せる物質的配置を読み解きながら、都市の近代化を論じる。地図や物質から表象へというポストモダン的な空間論を、もういちど地図へと立ち戻らせることで、古くて新しい発見をしようということなのだろう。
地図もまた表象なら、そうした表象が空間配置を反映するだけでなく、それが空間配置を再帰的に決定していくはずである。その部分はどのように説明されるのか、もう少し説明されても良かったと思う。
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モダン都市の系譜: 地図から読み解く社会と空間 単行本 – 2008/5/1
- ISBN-104779502632
- ISBN-13978-4779502637
- 出版社ナカニシヤ出版
- 発売日2008/5/1
- 言語日本語
- 本の長さ335ページ
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商品の説明
著者について
水内俊雄(みずうち・としお)
1956年和歌山生まれ。京都大学大学院文学研究科後期博士課程中退。博士(文学)。大阪市立大学都市研究プラザ(大学院文学研究科兼任)教授。『空間の社会地理』(編著、朝倉書店)、『「開発」の変容と地域文化』(共著、青弓社)、『経済・社会の地理学』(共著、有斐閣)など。
1956年和歌山生まれ。京都大学大学院文学研究科後期博士課程中退。博士(文学)。大阪市立大学都市研究プラザ(大学院文学研究科兼任)教授。『空間の社会地理』(編著、朝倉書店)、『「開発」の変容と地域文化』(共著、青弓社)、『経済・社会の地理学』(共著、有斐閣)など。
加藤政洋(かとう・まさひろ)
1972年信州生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。立命館大学文学部准教授。『大阪のスラムと盛り場』(創元社)、『都市空間の地理学』(共編著、ミネルヴァ書房)、訳書にソジャ『第三空間』(青土社)など。
大城直樹(おおしろ・なおき)
1963年那覇生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。神戸大学大学院文学研究科准教授。『都市空間の地理学』(共編著、ミネルヴァ書房)、『郷土----表象と実践』(共編著、嵯峨野書院)、『空間から場所へ』(共編著、古今書院)など。
登録情報
- 出版社 : ナカニシヤ出版 (2008/5/1)
- 発売日 : 2008/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 335ページ
- ISBN-10 : 4779502632
- ISBN-13 : 978-4779502637
- Amazon 売れ筋ランキング: - 789,366位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,332位都市開発・都市問題 (本)
- - 1,942位建築・土木工学
- カスタマーレビュー:
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